2012年 9月の記事一覧

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12年09月25日 00時07分19秒
Posted by: kanemitsu
 どうやら、この9月から来年3月頃にかけて、香川県弁護士会に15人ほどの弁護士が増えるらしい、、、。
 私が弁護士になった平成11年ころの会員は80名程度であった。
 その後、7年ほどは確かそのままで推移していたが、その後、司法試験の合格者が激増し、毎年10人のペースで増え、今では138名ほどになった。
 そして、さらにこの9月に東京から男性1人が帰ってきた。
 そして、この12月に(N、M、N、H、K、Aの頭文字の事務所に)計8名の新人弁護士が入る予定で、さらに東京から一組の夫婦、大阪から一人の弁護士が高松に、関東から一人の女性と夫婦一組が丸亀に、そして、法テラスにも新人が入る予定とのこと、、、。
 すっ、すごい、、、。逆に高松から関西方面に登録替えを予定している弁護士もいるが、来年3月にはおそらく香川県弁護士会の会員数は150名を超えるであろう。
 こういった中から、どういう弁護士を選んだらいいのか、また、今度、お教えしますね(^^)。(のぞみ総合法律事務所がお薦めですが、、(^o^)、、、てまえみそ、、、)
 
12年09月21日 17時42分00秒
Posted by: kanemitsu
 とんでもない裁判官を目の前にすると、当事者は「裁判官って記録読まないんですか?!」と言う。ほんと同じ法曹人として恥ずかしい限り。
 話をしていても、記録を読んでないから、何度も書面に書いてあることに平気で驚く(T_T)。
 私はだいたい判決になったらこんな判決が出るだろうという和解案を出すし、早期解決を望む依頼者の希望で、さらに譲歩した案を出すことも多い。しかし、とうてい裁判ではあり得ない和解案を出し、それに固執する相手方もいる。当然、私としては、そんな相手とは、和解できるはずもないので、調停はやめにしてさっさと裁判に移ろうとする。
 しか~し!!!!それでも高圧的な態度で無茶苦茶な調停を強要しようとする裁判官もいる。
 ここで、一般の方は、それならどうして調停をするの?!と思うだろうが、離婚等の家事事件は一般に調停前置主義といって調停を経ないと裁判できない(T_T)。
 そんなことが先日あったので、私は怒って席を立って調停を不調にした。
 もっとも、多くの裁判官は記録を読んでないのに偉そうに怒鳴るとかそんなことはないし、我々弁護士がつくと不公平な調停がなされることはない。しかし、調停で泣かされてくる相談者がいること自体が、調停が必ずしも正義ではないことを如実に物語っている。
12年09月19日 22時15分24秒
Posted by: kanemitsu
 裁判に公平公正なのか?!よく一般の人が抱く疑問だが、私の答えはイエス。
 日々、裁判をしている私からみて、基本的に裁判は公平公正だと思う(刑事はしないので知りませんが。)。これまで十数年弁護士をしてきて、とんでもない判決をもらったこともあるが、基本的には想定外の判決の割合は少ない。裁判官は基本的に頭もいいし、過去の判例等も集積されているので、そんなに変な判決は出ない。
 しか~し!!!!!調停は違う。調停に正義はあるのかと感じることがよくある。
 その原因の一因は確実に裁判官にある。
 調停と違って裁判では、裁判官が和解を提案することがあっても、裁判官は自分が判決をするのであれば、こんな判決をするだろうと考えて和解案を提示するため、そもそもそんなに変な和解案は出てこない。
 仮にとんでもない和解案が出てきても、それは全くの誤解に基づいたりしているので、話せば分かると言うことがほとんど。
 しか~し!!!!!調停は往々にして違う。ほとんど記録を読まないで、両者の主張を足して2で割った和解案を出してくる裁判官がいる。これじゃあ、無茶を言ったもん勝ちになる。ほんとに呆れるばかり。
つづく


 
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