皆さん、以下の数字を見てもらいたい。(単位は全て立方メートル)

最大の給水量・・・2番目の給水量・・・3番目の給水量
平成21年度・・・6,955(△664)6,291(△129)6,162
平成20年度・・・7,162(△709)6,453(△100)6,353
平成19年度・・・6,980(△588)6,392(△41)6,351
平成18年度・・・7,445(△932)6,513(△265)6,248
平成17年度・・・7,423(△1,202)6,221(△74)6,146
平成16年度・・・7,211(△1,104)6,107(△40)6,067
平成15年度・・・6,831(△233)6,598(△528)6,070
平成14年度・・・6,885(△429)6,456(△114)6,342
平成13年度・・・6,777(△704)6,073(△108)5,965
平成12年度・・・6,728(△373)6,355(△25)6,330
平成11年度・・・6,191(  △3)6,188 (△1)6,187
平成10年度・・・6,590(△243)6,347(△57)6,290
 
平成9年度・・・6,473(△92)6,381(△185)6,196
 

 この数字は、新内海ダムが造られている旧内海町における日ごとの給水量(要するに1日につかった上水道の量)のうち多い方から3つの日の給水量をまとめたものである。
 皆様、2位と3位の差が少ないにも拘わらず、1番目と2番目の数字に格段の差があることがお分かりだろうか。
 平成9年度、平成10年度、平成11年度は、こうした不自然な特徴はなかった。
 にもかかわらず、ダム事業が現実味を帯びた平成12年から突如として、このような不自然な「一日」が発生している。
 しかも、注目すべきはこのような突出した数字があるのは毎年1度だけであること、そして、逆に必ず年に一度はあるということである。
 たとえば、ある年には7000立方メートルを超えた日が3度あったが、次の年の最大給水量は6000立方メートル程度であったなどという話なら分かるが、毎年1度だけ、しかも、年に一度が必ずあるのである。しかも、その時期は8月であったりお、12月であったり、ばらばらである。
 あまりに不自然であり、何か作為的なものを感じないだろうか。
 
つづく