裁判所は、文書提出命令の発令には、極めて消極的な印象を受ける。
私などは、裁判で訴訟詐欺に関与することは、絶対に嫌なので、
というか、嘘に手を染めるのは絶対に嫌なので、
正々堂々と戦いたいと思い、相手方から出せと言われるものを特段の理由も無く
隠すのは嫌である。
しかし、基本的に、文書を出すのを嫌がる代理人が非常に多いし、裁判所も文書提出命令に極めて消極的な印象を受ける。

基本的に、私の姿勢でこれまで裁判をやっても、勝率は非常にいいし、不正に手を染めないため、
依頼者もしっかりした人が多く、依頼者からの信頼も厚くなると私は思っている。
(変なことをしないから、事務所もここまで大きくなったのだと思っている。)

アメリカでは、ディスカバリー制度によって、大量の証拠開示がなされるようであるが、
日本はどうして、こうも真相解明に裁判所が消極的なのかが気になるところである。