2014/09/04 20:21:31
不能犯とは、刑法学上の概念の一つで、法益侵害の結果の生じない行為のこと。

犯罪行為の意思があったにもかかわらず、犯罪を完成させる危険性がない行為により犯罪を実現しようとする場合をいう。

例えば、呪いにより人を殺そうとしたり、殺す目的で茶に塩を入れるような行為をいう。

未遂犯は、結果として犯罪行為を達成できなかっただけで、法益侵害の危険性があった場合には処罰の対象となる。