2011年 10月の記事一覧

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11年10月25日 21時47分00秒
Posted by: kanemitsu
 昨日のテレビタックルは全然だった、、、(この番組、いつも面白いのに、、、)
 暴力団排除条例についての議論も全く的外れだし、貸金業法改正の議論も的外れ。
 テレビを見ていてよく思うが、あまりに知識のない人が偉そうにコメントしすぎ。
 暴力団排除条例があると暴力団が地下に潜るだけで逆効果なんてことがあるはずがない。
 事実、暴力団はここ数年、どんどん経済的に追い詰められていて、今回の法改正でさらに追い詰められていることは明らか。
 また、貸金業法が改正されて、闇金が増えてる!!なんてバカなことを平気で言っていたが、そんなことは全く無い。闇金に関する相談は、以前は、頻繁にあったが、今は、年に数件あるかないか位の状態。
 小泉竹中改革に対する批判もそうだったけど、全く事実に反する批判をテレビで垂れ流すのはいいかげん止めてもらいたい。
11年10月20日 23時03分10秒
Posted by: kanemitsu
 私には、非常に軽蔑する弁護士がいる。
 私は、最初のブログ記事に書いたとおり、物心ついたときから嘘が大嫌いで、また、不正が大嫌いで、だからこそ、会社組織に縛られない自由に生きられる弁護士の途を志した。裁判でも、真実で勝負するし、それが一番だと信じている。
 そして、この姿勢が評価されて法律事務所は大きくなったし、四国で一番大きな事務所になり、常に依頼の絶えない事務所になったのだと思っている。
 弁護士職務基本規定第5条「弁護士は、真実を尊重し、信義に従い、誠実かつ公正に職務を行うものとする。」のような規定をまつまでもなく、嘘をついて裁判をするのは詐欺(訴訟詐欺)そのものであって、到底、許されるものではない。
 「いうまでもないことであるが、弁護士は、訴訟追行の場面において、(中略)裁判所と協力して、社会正義を実現すべき義務がある。したがって、弁護士は、依頼者の権利の実現ないし利益の擁護をするためにも相当な手段を選ばなければならないのであり、訴訟当事者の真実義務に違反するような訴訟追行は禁じられている」(「弁護士役割論」(加藤新太郎著)弘文堂の「四 真実義務と弁護士の役割」(p261))
つづく    
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