2013年 11月の記事一覧

«Prev1Next»
13年11月27日 18時11分00秒
Posted by: kanemitsu
 都会の弁護士と裁判をしているときに不思議に思うことがある。
 裁判所が遠隔地である場合、証人尋問など一定の場合を除き、裁判は電話会議で行うことができる。だから、私は他県で裁判をするときは、極力、電話会議にしてもらう。
 これには、二つの理由がある。一つ目は、忙しすぎて移動時間がもったいないこと。
 もう一つは、弁護士費用の問題である。弁護士が移動すれば、だいたい、半日(4時間未満)で3~5万円、4時間を超えると5~10万円の日当が発生する。航空券等の実費とは別である。
 香川のような地方では、これは大金である。よって、おいそれと請求することはできない。なるべく回数を減らそうとする。依頼者の経済的負担をなるべく軽くしようとするのは当然のことである。
 それに、電話会議であろうが、実際に裁判所に行こうが効果は同じ。
 しかし、ほぼ、毎回遠くから来る弁護士も多い。10回来れば100万円。二人で来れば200万円である。(実際、どれだけもらっているのか分からないが、、。)
 我々としては、この先生忙しくないのかな?!事務所で仕事をしているより日当をもらう方が割が良いのかな?!着手金をすごくたくさんもらっているのかな?!依頼者からすると、我々の料金は安いんだろうなあと思う。
 
 
13年11月25日 17時16分00秒
Posted by: kanemitsu
 先日、とある物件の任意売買をしようとしていた。
 任意売買とは、裁判所の競売ではんく、裁判所外で抵当権者等の担保物権者と協議して第三者に抵当物件を売却し、その代金で抵当権を抜いてもらうこと。
 当該物件は非常に立派な物件であったが、基本的に農家しか入札できないなど、様々な問題を抱えていた。
 私が、不動産業者に依頼して見学会を開催したところ、3800万円の値がついた。交渉次第ではあと少し増額することも可能だったかもしれない。
 そこで、抵当権者の2つの銀行に任意売買をお願いしたところ、一つの銀行は検討をしてくれたが、もう一つの銀行は全く聞く耳を持ってくれなかった。
 当該物件が種々の問題を抱えており、競売では低い値がつかないと熱心に説明しても取り合ってくれなかった。
 結果、落札価格は1810万円という惨憺たるものであった。
 結果、銀行に入る金額は大きく減った。
 どうも、大きな組織になると末端の従業員は柔軟な発想ができないようである。悲しいことである。 
 
13年11月24日 15時25分24秒
Posted by: kanemitsu
昨日も今日も1日仕事、、、
我ながら、よくこれだけ仕事をするな~と思う。

どんどん仕事は片付くが、やってもやってもまだまだやることがある(T_T)
依頼者から、いろんな仕事を任してもらえるのも、本当に光栄である。
どんな事件でもベストを尽くすことがモットーであるから、依頼者から仕事を任される度に、猛烈に仕事をする。
だから、その度に知識と経験が身につき、事務所にスキルが蓄積されていく。
それだから、やめられないのだが、奥さんが奥さんなら、怒られて大変だろう、、、。

13年11月17日 13時12分44秒
Posted by: kanemitsu
もう、ほんとに土日が全くありません。
他の事務所が仕事が少ない、、、と言っている中、嬉しい悲鳴ですが、
どう考えても働き過ぎです、、。
来年の1月から新人弁護士が一人入ります。
毎年、修習生の採用には頭を悩ますのですが、一人じゃなく、二人にしておけば良かったととても後悔しております。(いろいろ教育指導も大変なので、おいそれとたくさん採用するわけにも行かないんですよね。)
誰か、まだ、就職が決まってない人でいい人いませんかね、、(;_;)

13年11月16日 12時36分08秒
Posted by: kanemitsu
 先日、弁護士のガソリンを書いたばかりですが、昨日、また、嬉しいことが(^^)。
 以前、リサーチ会社に勤務していた方から事件の依頼があったのだが、「先生のことは●●社長から、よく聞いていました。すごいすごいと。」「また、他のお客さんで先生にこてんぱんにやられたという話をよく聞いていたので、何か頼むのなら先生にと思っていました!」
 うーん、すばらしい(^^)
 こういう言葉はすごくガソリンになるね!!
13年11月14日 20時11分02秒
Posted by: kanemitsu
 かつて、ある弁護士が「弁護士にとってのガソリンはお金。依頼者からお金をもらうと頑張れる。」と言っていた。
 確かに、我々はそれ以外に収入が無いので、これは当然の話である。
 弁護士業務は一所懸命にしていればいるほど、すごくお金と時間が掛かる。
 それなりに費用(報酬)をもらわないとやっていけない。
 ただ、弁護士業務にはもう一つのガソリンがある。それは依頼者からの褒め言葉や感謝の言葉である。
 先日、私のブログを見て、是非とも先生に相談したいという方がやってこられた。
 あまりに期待が大きいので、少々プレッシャーを感じながら、応対していたが、結局、帰る際には来たとき以上に満足して帰られた。
 この相談者もそうであるが、文書を作成していると「すごい!すごい!」と連発してくれたり、すごく感謝をしてくれたりするが、その言葉が弁護士にとってとてもいいガソリンになる(^^)。
 
 
13年11月10日 17時18分51秒
Posted by: kanemitsu
 銀行から勧誘された為替デリバティブで、大きな損失を被った中小企業は多い。
 しかも、その額が半端ではない。
 それで、多くの会社が倒産に追い込まれている。
 ADR、裁判、会社分割、第2会社方式等の活用もありますので、こうした問題は、早め早めに弁護士に相談してくださいね。
13年11月02日 12時40分19秒
Posted by: kanemitsu
先日、久しぶりにシステム金融の相談が来た。
 システム金融とは商売人(会社を含む。)から手形や小切手を取り上げ、いざとなったら不渡りの危険をちらつかせて、多額の違法金利(年利にすると数百から数千パーセント)をむしり取るヤミ金のこと。
 システム金融は、手形や小切手をとっているため、手が出せないと思っている弁護士も多い。しかし、やり方次第で、一枚も回さないことができる。
 一番大きな金額では、計18社に合計3000万円弱の手形を取られていたケースがあった。そのケースも一つの不渡りも出さずに、すべて手形を回収した。
 しかも、ヤミ金に金を払うわけではない。
 ここでどういう方法をとるのかを説明することはできないが、要はあの手この手を使うのです(^^)。そこはノウハウというか何というか、、、、もちろん、手形小切手の知識、ヤミ金との交渉術等が必要ですよ(^^)。(その他、こういうものをやっても無駄というのもあります。)
 ちなみに、今回の相談も計1000万円以上の手形小切手を取られているみたいだけど、うまく解決できそうです(^^)
(関連ブログ)
恐い先生、、、

«Prev1Next»