本日、日弁連会長選挙に関して、某候補側から当事務所に応援の電話がありました。某先生から、投票を頼まれていたので、前向きに考えていたのですが、以前からロースクール制度反対論者の私は、その点を伺うべく、次の質問をした。
「うちの事務所にも司法試験を目指していたが、ロースクールができたために諦めた人が3人いる。社会人をより多く弁護士にというスローガンで始まったロースクール制度だけど、実際は逆になっている。仕事を辞めて、ロースクールに3年も行ける人はほとんどいない。また、今の若い弁護士はロースクール時代の奨学金等で莫大な借金を背負っている。
 それなのに、これまで日弁連はロースクールを推し進め、予備試験の枠も狭めようとしている。このことについてどうお考えですか。」
 すると、結局、「じゃあ(投票は)いいです。」とのことで、あっけなく終わった。
 どうして弱者のことを一つも分かってくれないのか? 日弁連のお偉いさんは超エリートで裕福な人ばっかりだからかな?!ロースクール利権ができあがっているんだろうか?
 このままでは、都会のお金持ちの子どもしか弁護士、裁判官、検察官にはなれないけど、そんなだったら、刑事裁判、民事裁判問わず、貧乏人や普通の生活をしている人のことは全く理解されなくなるんじゃないだろうか(;_;)(;_;)(;_;)。