昨日、紀伊國屋書店札幌本店の1階インナーガーデンにて、「北海道いい旅研究室」編集長の舘浦あざらしさんのトーク&サイン会が開催されると知り、家族4人で出かけました。
 本来は、あざらしさんが初めて出版した小説「温泉の神様の失敗」を購入した人限定で整理券を発行するとの触れ込みが、直前に配信された「いい旅」メルマガでは「予約者が少ないのです。もうしゃれになんないくらい。やばいっす。」「無理して本買わなくてもいいから来て!!」との悲痛な叫びにつられて行ったのですが...  開始20分前の段階で、既に会場の大半が埋まり、くだんの小説本を購入しないと座らせてもらえないようだったので、やむなく妻子は書店内を回ってもらうことにして、1人だけ整理券をもらって着席しました。
 午後3時を過ぎ、いよいよあざらしさん登場!
 と思いきや、真っ黒い皮ジャンとグラサンを粋に着こなす長身のイケメン男性が現れたので、あれ?スペシャルゲストのYASUさんが先に入場か、と思ってしまいました。
 だって、あざらしさんって、「いい旅」のイラストから「でぶっと太っていてひげもじゃのオジサン」っていうイメージだったんだもの(←どうもすみません)。
 でも、当のご本人も、来場者一同に対して、そういうイメージを持っていた人手を挙げて~って、イメージと実物のギャップを楽しんでいたみたい。
 ゲストのYASUさんと桜井ひろしさんのどっちかから、どうしてメディア媒体に顔を出さないのかと問われたあざらしさん曰く、だって、松田教授みたいに顔を出したらどこの温泉に行っても特別扱いされちゃうでしょ、ボクは他のお客さんと同じ扱いをされたいから。でも、帰りがけには必ず名乗ることにしているんです、その瞬間の、相手のあわてふためく様子を見るのが楽しみで、とか(←うひゃー、いぢわるなお仁!!)。
 トークショー自体は、楽しみにしていた温泉トークはほとんどなく、新刊本のストーリー展開とか、両ゲストの感想、そしてYASUさんがビートルズの歌をギター演奏付で披露するなど、純粋な「いい旅」ファンとしてはあまり興味のない話題が延々と続いて「?!」でしたが、4時近くなってようやく、参加者からの質問コーナーに突入。僕が出した質問用紙も桜井さんに選んでいただき、その場で「おおがっちゃん」のハンドルネーム付で読み上げられたので、とっても満足(爆)
 でも、4時を大幅に過ぎて、そろそろ中座しないとうちの坊主達が退屈してるだろうな、と思い始めたちょうどその頃、携帯のバイブが震え出し、見ると法テラス札幌事務所からの電話。あっ、被疑者国選事件の配点通知だ!!(※今日は弁護士会の刑事統一待機日なので、被疑者国選事件の配点と当番弁護士の派遣要請の両方が、待機弁護士の携帯電話で通知されるのです。)
 やむなく、超満員(150人は超えていたか?)の会場をすごすごと後にして、受付で見かけた紀伊國屋書店のイベント担当・Kさん(毎月イベント情報をメールで送ってくれる方)に、僕が買った小説本にあざらしさんのサインをもらってカウンターに預かっておくよう無理なお願いをして、その場を後にしたのでした。
 というわけで、昨日の一番の収穫(?)は、初めて生あざらしさんを見ることができたことでした。