タクシーに乗り込んだら、運転手がマスクしていた。風邪かな?と尋ねたところ、即、「予防です!」と力強いお答が。くしゃみ撒き散らす人々もいるし、それは偉い!と感心した私は、運転手を褒め称えた。すると運転手が、実はね~…とこんな話しをしてくれた。「東京でも新宿池袋やらでも乗せたりするけど、霞が関や丸の内あたりで乗せるスーツの男が鼻くそほじり、助手席でポイ捨てするから汚くて困るんだよ。相乗りの助手席の奴がやるんだよ。不思議とヤクザさんとか、池袋新宿あたりのサラリーマンはあんまりそんな事しないよ。十中八九、エリートサラリーマンぽい連中なんだよ。だから、鼻くそほじった手で料金受け取るのも嫌だから、手袋も欠かせないんだよ。全く困ったもんでさ。最近は霞が関や丸の内あたりで相乗りは拒否してる位だよ。」うーむ、知らなかった。タクシーでそんな事する奴いるのか!その数日後、日比谷線にて寝てたらもうすぐ霞が関だと目を開けたら、斜め前の男性がちょうど鼻くそをほじった後でポイ捨て作業中だったのだ!私以外皆寝ていた。
寝ていて皆が見てない隙に…と思ったのだろう。私が霞が関で降りたらそやつも降り立った。タクシー運転手の話を思い出したよ。モラルは守ろうではないか!