昨晩は、ひょんなご縁で、第4回札幌電子書籍勉強会のモデレーターなるものを務めました。

出版社や書店にお勤めの方、ライターの方など、電子書籍に関連するお仕事に携わっているorこれから携わろうとしているか、電子書籍に興味関心のある方々が集まって、今春から毎月1回のペースで開催している自主的な勉強会です。
これまでの勉強会の報告は、こちらに掲載されており、昨晩の分も近日中に掲載される見込みです。

お恥ずかしながら、私自身は、電子書籍については全くの門外漢なので、ここで偉そうに解説することは控えさせていただきます(笑)
が、昨晩の勉強会では、講師の重田光雄さんが、著作権や著作隣接権の内容について、誰にでもわかりやすい言葉で説明してくださったので、大いに勉強になりました。

たとえば、「一億総クリエータ・総ユーザー」、「契約しない日本人」、「他人の創ったものを勝手にパクっちゃダメ!」、「著作権とは"創った人"の権利、著作隣接権とは"伝える人"の権利」、「"道具が独占されたプロの世界"から"誰もが道具を持つ時代"」などなど...。

講義を受ける者に"予習"として課せられた、政策研究大学院大学教授・元文部科学省課長の岡本薫氏の講演「知財の評価を支える人材のイメージ」(資産評価政策学会ワークショップにおける基調講演)も、1時間40分という長丁場ではありますが、なかなか興味深いものでした。
(上記のフレーズの一部は、岡本教授のオリジナルですかね?)

なお、札幌電子書籍勉強会は、今後とも、9月29日夜間、10月15日午後と連続開催されるそうですので、興味をお持ちの方はぜひどうぞ(但し事前申込要とのこと)。