2012年 1月の記事一覧

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12年01月24日 20時18分00秒
Posted by: kanemitsu
 以下、弁護士同士が談合?!(その1)のつづき。
 以前から、自分が依頼していた弁護士が全然頼りないとか、全然熱心にしてないだとか、自分の話を全然聞いてくれないなどと言う話をよく聞くが、その1つとして、弁護士が勝手に向こうの弁護士と手を握ったなどと言う話もときどき聞く。
 恐らく、手を握ることはないと思うが、そう感じさせる弁護士はやはり問題があると思う。
 和解をするなら、和解をするメリットを十分に依頼者に説明して、その是非を依頼者に判断してもらう必要があろう。
12年01月23日 20時31分00秒
Posted by: kanemitsu
 ときどき、「弁護士さんって弁護士同士で裏で手を握ることってあるんじゃないですか?!」と聞かれることがある。しかし、普通、そんなことはあり得ない。
 弁護士は、依頼を受けると依頼者の側に立って物事を考えるので、どうしても対立する弁護士同士が話をすると、意見が違うので、あまり気分のいいものではない。
 だから、私は書面上ではいくらガンガン争っても、法廷外で事件のことについて話すことはほとんどない。
 電話等で事件について相手方に話をする弁護士もいるが、以上のような理由で私はほとんど相手方弁護士に電話をかけることもない。(話が出来るのはあまり自己主張をしない先生とだけ。自己主張をガンガンされるとこちらも主張をせざるを得ないので話は出来ない。)
 また、弁護士業界のここがいいところだが、(少なくとも香川では)仕事となると、先輩後輩の関係が全くない。法廷外では先輩、後輩の関係で接していても事件で先輩が先輩面をしたことは一度も無い。やはり、実力主義だ。
 
つづく
12年01月18日 21時12分27秒
Posted by: kanemitsu
昨日、弁政連(日本弁護士政治連盟)の定期刊行物である「弁政連ニュース」なるものが届いた。特集は「法科大学院出身の新進法曹大いに語る」というもので、ロースクール賛辞の嵐。
 弁政連の理事長は平山正剛元日弁連会長だが、何故にこうしたものができたのだろうか?誰のどういう圧力でこうしたロースクール賛美の内容になっているのだろうか?
 以下のとおり、ロースクール支持者の支持理由は全て破綻している。
① 多様な人材が受かる。
  ←仕事をしながら受けられる以前の司法試験の方が余程多様な人材が受かる。
  ←2000人と合格枠が広がった今、法学部卒でなくても、予備校に行けば以前より遙かに受かり易いはず。
② 貧乏人でも奨学金がある。
  ←受かった人はいいが、3回の受験制限で受からなかった人はどうやって奨学金を返したらいいのか?
  ←受かるか受からないか分からない試験のために大学卒業後に何百万円も投資できる中流家庭は少ない。貧乏な家庭はほとんど無理。
③ 昔の予備校は受験勉強以外しない。
  ←受験に不必要な勉強をどうしてしなければならないのか。受験科目以外に必要な知識があるのであれば、受験科目に入れたら良いではないか。

 基本的に、以前の予備校で司法試験に受かっていない講師などいなかった。
 しかし、ロースクールの講師は司法試験には受かっていない人が多い。

 私は、次期会長には是非とも、金持ち優遇(というより、貧乏人が法曹になることを阻む)ロースクールは廃止してもらいたいと思っている。
12年01月15日 22時28分29秒
Posted by: kanemitsu
 理想の弁護士とはどんな弁護士だろう?!
 知識より情熱という弁護士もいるが、私の意見は違う。一つの法律、一つの条文、一つの判例を知っているだけで、また、一つの経験を有するだけで訴訟で非常に優位に立つことができる。また、それらの知識がないと訴訟で非常に不利な立場に立たされることがある。
 私の理想の弁護士は、何でも知っていて、何を聞いても的確な答えが出る弁護士である。その理想像に向けて日々努力していれば、当然ながら、どんどん知識が増える。知識が増えると仕事も早くなる。その好循環が良い結果を生む。
 もっとも、いくら勉強しても完全な知識を身につけることはできない。知識を補うのはやはり情熱である。情熱がないと勉強もできない。
 知識が豊富で情熱もあり、能力もある。それが理想の弁護士だと思う。
12年01月07日 11時04分39秒
Posted by: kanemitsu
 来月、日弁連の会長選挙が執り行われる。
 この2年間、初めて、東京の弁護士会や大阪の弁護士会の推薦候補ではない宇都宮会長が指揮をとったが、今回は、4人の立候補者がいるようである。
 東京の弁護士会が推す候補者2名、共産党系(?)候補者1名、そして、宇都宮会長である。
 私が司法試験の合格者数を検討する法曹人口政策会議の四国選出委員であることはこれまでのブログでもご説明してきた。
 端から見ていて、宇都宮会長を取り巻く、副会長(10名くらい?)は、恐らく全員反対候補者に入れた人たちであって、その政策執行は大変だったと思う。
 大阪の橋下知事が昨日、ニュースステーションで「政治は不連続への挑戦だ。旧来の制度を壊すことから始めなければ。」と言っていたが、そのとおり。
 これまで、日弁連会長選挙は、日弁連の執行部を務めた人たちが、その人脈で候補者を決めてきた。地方の単位会も本当は違う意見なのに、単位会の上層部が推す候補者になんとなく入れてきた。
 東京や大阪も同じ。一般会員は違う候補者が良いと思うのに、派閥が決めた候補者以外のために選挙活動をすることは難しい状況。
 今回、宇都宮会長が落ちれば、当面、地方が推す候補者は通らないような気がする。
 それでいいのだろうか、、
 私は、もう一期、何とか宇都宮会長に当選してもらい、旧来の執行部支配、派閥支配の選挙の色を少しでも薄めてもらいたい。
(それで、金持ちしか司法試験に挑戦できないロースクール制度は絶対廃止してもらいたい!!)
12年01月07日 10時33分57秒
Posted by: kanemitsu
皆様、新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、去年の暮れから、今年にかけて、またまた、強烈に忙しいです、、、(T_T)。
仕事が全然片付きません、、、
この3連休もずっと仕事です、、、
あ~、、、がんばろう、、、
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