2009年 2月の記事一覧

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09年02月28日 23時35分45秒
Posted by: kanemitsu
 さっき、たけしのテレビ(TBS「ニュースキャスター」)で、東大に入るためには、小学生から塾に行かないと、、、なんて調子のテレビをやっていた。
 私も一応、東大出身であるが東大に入って驚いたのが、地方出身者の多くが「東大合格に塾は必要無い。」といい、東京出身者の多くが「塾は必要である。」といい、両者が綺麗に別れたことだ。
 私は小中高と地方の公立校出身で塾にはほとんど行ったことがない(小学生の時、近所のおばちゃんがやっていた英語塾にちょっと行ったがすぐやめた。)。
 ちなみに、中高一貫校出身の人に聞くと、その学校では中学2年のときから高校の勉強をするらしい。当たり前と言えば当たり前の話しかもしれないが、驚いた。私も中学のときに高校の勉強などしたことはもちろんない。
 しかし、そんな私でも現役の12月に受けた2つの東大模試はいずれも岡山で3番(浪人生を除く)。東大合格間違いなしと言われたが、本番で大失敗。その後、浪人時代に受けた6回の東大模試のうち、3回で文系全体で上から一桁の順位(これは自慢)。
 方法さえ誤らなければ、塾は必要ありません。(今日のテレビでも東大受験生160人強にインタビューして、小学校から塾に行っていたのは4割に過ぎなかったんですから。)
 以後のブログでその秘訣をお伝えしたいと思います。
 
09年02月28日 18時48分42秒
Posted by: kanemitsu
 私は常々弁護士と医師はとてもよく似ていると思う。
 医師の能力がピンからキリまであるように、弁護士の能力の差も極めて大きい。
 弁護士の能力の差は、いろいろな場面で明らかとなるが、その一つとして契約書の作成、点検の場面がある。
 契約書作成の際には、その契約関係に伴って生じる様々な場面を想定できる能力、そしてその想定した場面を解決するためにいかなる条文を用意すべきか、的確に把握する能力が必要となる。
 この点、ダメ弁護士が契約書を作ると、いざというとき全く使えなかったり、逆に、依頼者に不利になったりすることがある。気をつけて。
09年02月25日 20時06分05秒
Posted by: kanemitsu
 日本のマスコミは増税に対して、批判ばかりをする。
 上げ潮派や一部の知識人は、行政改革をしてから増税だと言う。しかし、今の日本にそんな余裕はないはず。日本の借金は日に日に増え、今や1000兆円と言われる。
 国民一人あたりの借金が、1000万円の大台を超える日も近いであろう。となると、親子4人の家族で4000万円もの借金を抱えることになる。
 私たちの子孫は、ただでさえ高齢化社会で少ない労働人口で多くの高齢者を支えねばならないところ、これまでの世代が作った莫大な借金まで背負わされることになる。
 確かに景気対策は重要であろう。しかし、この国は、バブルのときも、戦後最長と言われるこの前の好景気のときも借金を増やし続けてきた。
 普通の人や会社が借金をするときには、いつどうやって返すか決めるものだ。しかし、この国にはいつ借金を返すのか、誰もそのことを言わない。
 戦前の新聞は、部数を増やすために、戦争を煽ったと言われるが、今のマスコミも同じだと思う。将来世代に付けを回すことを何とも思っていない。(この点、読売新聞は、社説でも増税の必要性を訴え、責任ある議論をしている。日本テレビのゼロもむやみな国債発行に対して、釘を刺している。)
  しかし、いったい、この国の借金はどこまで増えるのだろう。限界まで来たら、どうなるんだろう?お金の価値は半減?それとももっと?そして、そのとき、経済は今の比にならないほどの大混乱に陥るんだろう。
 とりあえずは、プライマリーバランスをとり、行政改革をして、そこで浮いたお金で借金を返すべきである。
09年02月22日 20時13分58秒
Posted by: kanemitsu
 農薬は人間のみならず、土壌も地下水もそこに住む動物もみんな破壊する。私が農家だったら、農薬は使わない。だから、無農薬で頑張る人を応援する。と言っていたら、ある人からメールをもらいました。以下、引用。

 以前、祖母が畑をしていた時、"無農薬の野菜を食べさせたい。"と思って色々作ってくれていました。私も時々草むしりや水やりなどに行っていました。とても大きなミミズがいたりして、土が元気でした。 
 野菜も形はユニークだったのですが、美味しいですし、何より皮や葉っぱまで何から何まで安心して食べられるのがとても良かったです。
 ですが、隣に畑をし始めた人が除草剤や農薬をまくようになり、土や水、空気でこちらにまで影響が出て来てしまい、夏に咲いた彼岸花が気持ちの悪い色で咲き、ミミズもいなくなってしまいました。
 祖母は隣の畑の人と話をしたのですが、止めてくれませんでした。無農薬で頑張っている農家の方は、本当に大変だと思います。私も応援します。
09年02月21日 12時48分38秒
Posted by: kanemitsu
 田勢康弘の週刊ニュース新書を見ました。
 福島県楢葉町の町長が天の声で同族企業へ公共事業を落札させているとの話。本来、農地転用には県や国の許可が必要であるところ、公共事業ならそれが不要なことを悪用し、優良な農地を潰し、同族企業に工事を落札させているとのこと。落札率は100%だったりする。
 どうも、小さい自治体ほど、こういった自治体の不正が目立つような気がする。
 私が現在、担当しているとある公社の不正(当時のトップらの刑事裁判、民事裁判が進行中)も、市町村合併を期に表面化している。
 市町村合併にはデメリットもあるが、このような事件を見る度に、膿を出すためには、合併も必要だと感じる。
 マスコミも、普段はほとんど国政のことばかり報道するので、自治体の不正についてはあまりチェック機能が働いていない。上記事件もオンブズマンが見付けたみたいだったが、オンブズマンだけが頼りというのが情けない。
 もっとも、この問題も有権者がまっとうな人間を首長に選び出す責任を放棄しているところに原因があるのであるが、、。
09年02月18日 13時04分01秒
Posted by: kanemitsu
 私が、化学物質規制について、ブログに書いていたら、早速、民主党の議員さんから、現在、化学物質規制について、法改正が検討されている旨のお知らせがありました。
 マスコミには、こういうことをもっと報道してもらいたいのですが、、。
 農薬をばらまき、地下水や河川、湖沼、海などを汚し、結果、井戸水や魚介類を汚染し、人間まで害を及ぼす。
 こういうことをやめ、地下水や河川の水、魚介類などを安心して口に出来るそういう社会に早く戻ってもらいたいものです。
09年02月17日 00時00分00秒
Posted by: kanemitsu
 先日、NHKの衛星放送で「どんどん精子が減っていく。」という番組が放映されていました。フランスの番組です。
 農薬、プラスティック容器から溶け出す微量の環境ホルモン等々の化学物質が精子の数を減らし、その動きを鈍くしているとのこと。その他にもいろんなことが報道されていましたが、妊娠中の母親の血液を調べ、ホルモン異常を引き起こす原因となるある化学物質の有無を調べると、ほとんど全員からその化学物質が検出されたそうです。どうして、化学物質が母親の体内に入ったのか?その原因は、化粧品だったそうです。
 だから、デンマークでは、妊娠中の母親に対して、化学物質の入った化粧品を使わないように警告するパンフレットを全産婦人科に置いているそうです。(この点、前に読んだ本には、皮膚には本来、バリア機能があるが、界面活性剤が作用すると、そのバリアを化学物質が通り抜けてしまう。だから、界面活性剤が入った化粧品やシャンプーを使うと、化学物質を体内に取り入れる結果となってしまう。また、口から入る毒物は解毒しやすいが、皮膚から入った毒物は解毒しにくい(これらは経皮毒と言われる。)といったことが書かれてありました。)

 また、マウスを使った実験では、その化学物質を微量でも胎内でとりこむと、その胎児が成人になったとき、乳ガンになる危険性が高まるといった実験結果が出たそうです。
 科学者の間では、化学物質が人間の性に大きな影響を与えることは常識となっているが、化学物質を生産、販売する企業がロビー活動をして、規制に反対する活動を行っているとのこと。
 しかし、EUでは、規制する法律が出来たそうです。
 私の周りでも、子どもの出来ない家庭が非常に多く、問題は、今そこにあるのに、日本ではEUでなされたような議論すらないことが悲しい限りです。
 化学物質等の害は、生まれてくる子供に出ることが多く、先日、同じく、衛星放送で放映された核実験に参加したアメリカ兵らを取り上げた海外のテレビ番組でも、その子どもたちに多くの障害が発生したことが放映されていました。
 化学物質の放置、自然破壊を伴う公共事業、1000兆円に迫ろうとする国の借金。これらすべて、次世代に迷惑をかけることに非常に大きな問題があります。

09年02月15日 17時13分52秒
Posted by: kanemitsu
 昨日、今日と弁護士7名が集まり、小豆島に計画されている内海ダムに対する反対地権者など約20名と会ってきました。
 地元の人たちと会って、当初、住民アンケートを採ったら90%の住民がダム建設に反対だった、ダムは自然も壊すが地域社会も壊していく(賛成派と反対派の看過し得ない対立を生じさせる)などと聞くと、多くの困難に勇気を持って立ち向かっている方たちに、本当に頭が下がります。
 小豆島も複数のダムが建設され、今は、水問題も解消されています。しかも、下流の地域では各戸、そして各田んぼに井戸が設けられております。逆に、ダムの堰堤を築くことによって、地下水脈が変わり、井戸水が使えなくなることも予想されます。
 今日、タイムリーなことに、サンデープロジェクトで、ダムが特集されていました。そこでは、以前、ダム建設を担当していた元官僚がダムの建設に反対する姿が描かれておりました。
 国がいかに無駄なダムを作っているか、ダム建設に関わる公務員の数が極めて多く、それらの職員の職を守るためにダムが造られ続けること、工事代金が当初の予定より何倍もにふくれあがること等々昔からよく報道されていることですが、とても分かりやすく報道されていました。
 最近、天下り法人等の弊害が数多く報道されていますが、今後、大胆な公務員改革をしなければ、ダムは永遠に造られ続け、日本の自然は破壊され続けることになるでしょう。
 いったい、いつまでこんな状態がつづくのでしょうか、、、。 自民党も民主党も、党利党略ではなく、本当に日本のことを考えて、政治をやってもらいたいと思います。(もともとは、変な政治家を選ぶ有権者が一番悪いのですが、、。)
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