前に書いた「塾に行かずに東大に入る方法」ですが、その1を以下に記します。以下、私の体験記から。
 私は、人口が当時8万人くらいの市に生まれ育ち、地元の公立小中と進みました。親は全く教育に熱心ではありませんでした。
 そんな中、11歳上の姉が香川大学に合格したとき、うちの両親は「うちの娘が国立大学に入学するなんて!」と言って大喜びしたそうです。だから、東大なんて、全く想定の範囲外でした。(もっとも、母方の先祖は頭がよかったらしく、祖母の兄弟が京都大学なんかに行っていたらしいです。)
 ただ、何となく、将来、大人になって、テレビで見る都会の学習塾の生徒に負けるのは嫌だな~という感覚がありました。
 そんな私が最初にそれなりの大学に行けるのかな~と認識したのは、中学2年生のとき。担任の先生が、家庭訪問で「京大ですな。」と親に言ったと聞いたとき。
 その後、徐々に成績が上がって、中学校最後の市内模擬テストでは国語で一問間違いの492点。このときは、東京に出たかったので、一橋大学に行きたい!と思いました(このときも未だ東大は意識にない。)
 その後、岡山市の公立高校に進学し、入学してすぐのテストが学年で2番。このとき、初めて東大を意識したように思います。この後、東大合格への道が始まりました。 
 ただ、これまでは、勉強という勉強はしておらず、たまに家で取っていた教育研究社(今は音楽専門になっているのか?)の教材を試験前にする程度でした。