尋問のリハーサルをする弁護士がいる。
 私はそんな弁護士はすごく少数派だろうと思っていたが、意外と多いみたい。どうも、尋問をする方の自信が無かったり、される方の自信が無かったりするらしい。
 私は尋問の準備は十分するが(訴訟記録は膨大だから、再度、読み返さないと忘れている部分があるし、最後に読み返すことによって新たな発見も多い。)、リハーサルをしたことは一度も無い。それは、リハーサルなんかすると何か尋問を作っているみたいだし、リハーサルの必要性も感じないから。リハーサルなんかしない方が自然だと思うんだけどな~。