最近、ブラック企業という言葉が多く聞こえる。
 その多くが、過酷な残業を強いるにもかかわらず、残業代の支給がないそうだ。残業代は、残業無しで働いたときの時給の1.25倍以上の金額を支払う必要があるため、雇い主はなるべくなら、払いたくないと思う。
 しかし、「サービス残業」でも書いたが、残業代を払わないのは違法。
 残業代請求の時効は2年。例えば、毎日4時間の残業をしていたのなら、一日8時間労働の半分以上の残業代が出るんだから、単純計算すると2年分で年収の1.25倍以上の金額は請求できる。
 ですので、2年の時効になる前に、泣き寝入りせずに是非、弁護士に相談しましょう。