結婚した男女が子どもを持たない理由はいろいろあろうが、その一つは、教育費の問題である。子どもを将来、大学に行かせようとしたら、仕送りと学費で1000万円程度が必要である。その上、ロースクールなんか行かせることになったら、どれだけの学費がかかるか分からない。
 その厳然たる事実を前提にすると、学費のことを全然考えなくていい人位しか子どもを何人も産むことはできない。
 この点、東京や大阪の人は家から通える範囲内に多くの大学があるので、大きなアドバンテージがある。
 また、地方の自治体にとって教育費を負担させられるのがきついのは、教育をいくら頑張ってもトップレベルの子どもたちは、都会に行って帰ってこないということである。この矛盾はどうにか解決せねばならない。
 これらのことを考えると、教育費は全額国で面倒を見なければならない。
 また、地方の学生に対する奨学金は、返還不要なものも含めて、充実させなければならない。また、職業に就くまでに時間がかかるロースクールや薬学部の6年制なんかやめちまえ!!!