理想の弁護士とはどんな弁護士だろう?!
 知識より情熱という弁護士もいるが、私の意見は違う。一つの法律、一つの条文、一つの判例を知っているだけで、また、一つの経験を有するだけで訴訟で非常に優位に立つことができる。また、それらの知識がないと訴訟で非常に不利な立場に立たされることがある。
 私の理想の弁護士は、何でも知っていて、何を聞いても的確な答えが出る弁護士である。その理想像に向けて日々努力していれば、当然ながら、どんどん知識が増える。知識が増えると仕事も早くなる。その好循環が良い結果を生む。
 もっとも、いくら勉強しても完全な知識を身につけることはできない。知識を補うのはやはり情熱である。情熱がないと勉強もできない。
 知識が豊富で情熱もあり、能力もある。それが理想の弁護士だと思う。