一体、この国はどうなるんだろうか。先日まで行われてきた事業仕分けに対して、批判をするマスコミがあったが、理解不能である。来年度の国の収入が37兆円程度と予想されるなか、概算要求は95兆円。10兆円の国債を借り換えるとしても、実に支出は85兆円。要するに、370万円しか収入がない家庭が850万円分の生活をしていると言うこと。
(↓↓↓に平成20年度の予算案があるが、国債費20兆円のうち、9兆円が国債の利払い。) http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sy014/sy014a.htm
 これまで、自民党政権はどんどん国と地方の借金を増やして、雇用を維持し、景気を下支えしてきたが、これだけ借金が増えるともう限界だろう。これ以上、誰が国債を買うの?!これまでどおりの支出を維持しようとすれば、大増税しかない。
 本当の政治家は国民に大増税か半端じゃない支出減かを迫るべきだ。
 いずれにせよ、日本人は今後、これまでと同じようなレベルの生活を期待しない方がいい。高齢化社会を支える将来の世代に付けを回さず、自分たちが稼いだ金の範囲内で生活すべきである。