今、バンキシャ！を見ながら、仕事をしていたが、鳩山兄弟はそれぞれ６年間で１１億円の援助を母親から受けていたのに、「秘書に任せていたので知らなかった。、、、。」といい、押尾学は自分から女性に合成麻薬を渡したのに、女性からもらったと法廷で強弁していた。
　ほんと、どちらも呆れる。１１億円もの援助を受けていて、知らないということがあるわけがない。鳩山首相は自分の政治資金がどこからの収入で成り立っていたと思っていたというのだろう？！１１億円の贈与に対する贈与税は５億４８８７万円。通常、これだけの脱税をすると刑務所行きじゃない？！
　これまで、政治家が政治資金について嘘をついていても、政治資金収支報告書を訂正するだけで、何人もの政治家が許されてきた。
　しかし、それで済むのであれば、「秘書がやった。私は知らなかった。だから訂正します。」で、すべて済むじゃない。政治資金収支報告書の虚偽記載はもっと重罰にすべきである。
　また、押尾学についてであるが、被告人は証人と違って、法廷で嘘をついても何らの罰もない。嘘をつくのも無理はないという理由からであるが、私はこの法律自体他おかしいと思う。被告人も法廷で堂々と言ったことが嘘であれば、それは罰すべきじゃないか。
　私がとある公の団体の代理人として担当している団体内部の犯罪でも、被告人らは、何年分もの理事会議事録等を証拠隠滅のために廃棄していた。しかし、それを検察は自分の証拠隠滅のための毀棄であるからという理由で、起訴しなかった（現在、検察審査会へ審査請求中。背任罪では起訴済み）。
　証拠隠滅のために大量の文書を廃棄している責任を問わないのであれば、今後、公務員は犯罪しまくりじゃないの？！
　法改正の上、厳罰に処すべき犯罪は多い。