昨日の朝日新聞の社説は修習生の給料廃止に関するものだった。
 給料制維持に消極的な論調であった。
 しかし、全く制度を理解していない主張であって、大新聞の社説ともあろうものがどうしてもうちょっと勉強をして書かないのか大いに疑問である。これではテレビに出て適当なコメントをするコメンテーターと一緒である。
 ↓↓↓に詳しくは記載しているので、ご参照ください。
https://www.bengoshi-blog.com/kanemitsu/item_9977.html
 朝日の論説委員は大学時代とロースクール時代と修習生時代に作った借金は弁護士になって余裕で返せるだろうと思っているのかも知れないが、今のまま弁護士が大量に増えて、弁護士の年収が歯医者さんのように5人に1人は年収300万円以下(歯科医療白書)という時代が来れば、1000万円からの借金をどうやって返せというのだろう?
 ほんと、今のままでは、貧乏人、特に地方出身者は弁護士や裁判官になろうなどという大それた夢は持たない方がいいということになってしまうが、それで公正な裁判ができるのだろうか?!極めて疑問である。