先日、依頼者から電話があった。
「むこうの陳述書、嘘ばっかり書いていてめちゃくちゃ腹が立つ。昨日は腹が立って眠れんかった!!」との電話。
 お気持ち、十二分にお察しいたします、、、(T_T)
 裁判では、ときに互いの言っていることが全く異なる。(言い分はほとんど同じだけど、法的主張だけが異なる事案も多い。)
 言っていることが違っている案件は、どちらかが大嘘をついていることになるが、相手の嘘を暴くには、やはり、他の多くの関係者の言っていることと依頼者の供述の合致、客観的証拠と依頼者の言い分の合致、逆に言えば、相手方の主張と関係者の供述との不一致、客観的証拠との不一致等がポイントとなる。
 それにしても、ほんと、この世の中から嘘というものが無くなれば、本当にいい世の中になると思う。