日本はどうしてこうも精神論が根強いのか、、、
 以下、平成24年8月4日の四国新聞から。以下を読めば、何が敗因かが分かる。(テレビはこういう本当のことを言わないよね、、、。)
 篠原監督は大好きな監督だったが、やはり、責任を取って辞めなければならないだろう。
(引用)
 2日に男子100キロ級のエース、穴井隆将が登場するとスタンドの全日本柔道連盟(全柔連)協会員は嫌な予感がしたという。「いつもの顔つきではない。コンディションが悪いのではないか。調整の失敗だ」明らかに鈍い動きで2回戦敗退。
 2008年に就任した篠原監督は「ゆとり教育はしない」と宣言し、練習量を一気に増やした。全柔連によると、ロンドン五輪前年の強化合宿は年間17回。北京五輪前の10回、アテネ五輪前の7回に比べると格段の多さ。さらに、今年は7月までに11回も実施し、代表選手からは「合宿で追い込まれて技の研究ができない」と悲鳴が上がり、「けがを治す時間もない」と不満を漏らした。
 (中略)
 ある代表選手は、「合宿漬けはおかしい。疲れは抜けず、対戦相手を研究する時間も少ない。五輪で金をとるどころではない」と首脳陣を批判し、同じ意見が相次いだ。
 技術的な指導が乏しく、精神論に頼る篠原監督の求心力は低く、選手のモチベーションは低いまま。戦う集団ではなかった。