八ッ場ダムの建設中止に関しては、石原都知事、上田埼玉県知事や地元住民等から多くの反対があるようである。
 しかし、地元住民に何らかの損害が生じて、それが本当に賠償すべきものであれば、政府が賠償をしたらよいだけの問題であって、貴重な自然を破壊するダムを造ることには絶対に反対である。
 上田埼玉県知事は「民主党はダム中止で財源を生み出すとしているが、八ツ場ダムは中止した方が国の支出が増える」と反発しているが、仮に国の支出が増えたとしても、貴重な自然を破壊する方がよほど人間としての罪が重いはずである。
 政治家にはもう少し自然環境保護の視点を持ってもらいたい。
 八ッ場ダムの廃止には多くの国民が賛成のはずである。利益を求める少数派の方が声がとても大きいということはよくある話である。
 民主党には国民の声なき声に耳を傾けてもらいたい。