大方の予想通り、菅総理が勝利した。
　ここで、挙党態勢を理由に、小沢派を要職に就けろという意見があるがとんでもない。
　小沢は、幹事長職を解かれて、民主党の金を自由に出来なくなった。だから、党首選挙に出て、何とか幹事長職を確保したいと思った。しかし、それができなかった。
　小沢の力の源泉は「金」であって人望ではない。
　よって、小沢から「金」を取り上げれば、小沢派は衰退するのみ。
　小沢派は徹底的に干すべき。どうして、菅総理のために働いたものより、小沢に一票を投じた者を優遇しないといけないのいか理解できない。
　小沢が党を割りたければ割ればいい。小沢は常に分裂する党に残された金を自分のものにして、莫大な政治資金を手に入れてきた。しかし、今、党を割って出て行っても全く民主党の金は手に入らない。
　そして、これだけ世論に嫌われているのだから、民主党から刺客を出されれば、小沢党は大敗するはず。
　菅総理は徹底的に小沢色を排除して、自分の信じる道を歩むべきである。