本日、内海ダムの事件をやっていた。
 住民の方に聞くと、今現在の内海ダムができる昭和36年以前は、川には鮎、もずく蟹、手長エビ、しらさエビ、ハゼ、ふな、メダカ、どじょう、鯉、はや、オイカワ等々多くの魚がおり、ウナギも手づかみでたくさん捕れたそうです。
 夏休みになったら早く起きて、競争でうなぎを採っていたそうですが、今ではもちろん全然いないそうです。ダムができたのと同じ頃、川の三面がコンクリートで塗り固められたのですが、その前は、川の中でも大きな石がごろごろしており、魚が隠れられるところがいっぱいあったので、魚もたくさんいたそうです。
 また、蛍なんかもたくさんいたそうです。
 その後、昭和26年に昭和の大合併で五か町村合併で内海町が誕生した記念でダムができたとのこと。
 当時、これからは「上水道の時代」とのことでダムが造られたが、なかなかみんなが上水道を使わないため、役場の人があっちこっちの佃煮や醤油屋に頼み込んだとのこと。
 しかし、醤油屋さん等は、ただの井戸水があるのに、有料のしかもカルキくさい水はいらんといって断っていた。
 しかし、その後、少しでも菌がいたらだめと言う指導もあり、どんどん井戸水に代わって水道水が使われるようになったとのこと。
 でも、私も井戸水でず~っと育ちましたが(実家は今でも井戸水)、井戸水の方が水道水より遙かにうまいし、菌なんかいませんよ。菌がいて困るというのであれば、井戸水を飲んで育っている人はみんな死んでしまうがな。
 私が独裁者なら、絶対、川にも海にも魚があふれる自然をまず最初に目指すんですが、、、。
 土建業者の人たちにも自然を回復させるための仕事を用意すべきですね。