最近、安すぎる値段でものを販売して、疲弊していく飲食店、工場、商人その他が多すぎる。

「世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」という書籍で

「価格の掟」というプライシングについての有名な本を紹介していた。

そこには、プライシングを巡るいろんなことが書いてあるらしい。

日本政府は2009〜2011年に家電エコポイント制度で、省エネ家電購入を促進した。

駆け込み特需で家電は売れたが、制度が終わった2011年から数年間、家電業界は深刻な売上不振に陥った。

家電は数年に一度の買い物。実質大幅値引きで、家電業界は未来の顧客から売上を立てていたのだ。

逆にわずかな値上げで、儲けは格段に増える。

著者のサイモンが2015年に分析したところ、2%値上げでソニーは2.4倍、ウォルマートは虹%§GMは評%利益が増えたという。

価格戦略についてしっかりした考えを持っている人は少ない。

値段が上げられない人には是非とも読んでもらいたい。