私は依頼者と頻繁に面談するし、その面談時間も非常に長い。
だから、だいたい、私のカレンダーをみると、休日も含め、ほぼびっしり予定が詰まっている。(土日は起案や調べ物をしていることも多いが、、、)
これは、誰から指示された訳でも無く、弁護士になった当初からのスタイルである。
私がこのスタイルをとっている理由は以下のとおり。
① 弁護士は法律は知っているが、事実は知らない。事実は当事者のみが知っているため、どういう事実が存在したのかは依頼者に聞かないと分からない。
② 依頼者は何が有利な事実で何が不利な事実か分かっていない。そのため、事情聴取を一定程度時間をかけてしなければ、有利な事情が十分に聞き取れない。
③ 依頼者が定期的に事務所に来てくれることで、事件処理が早まる。
④ 依頼者から事情聴取して次回面談時までにその話をまとめて準備書面案を書いておきますというスタイルだと、準備書面を書いている際に、また、いろいろ依頼者から聞きたい話があったときに困る。(依頼者にある点を確認しないとそれ以上先に進めないことも多い。)
つづく