私が、長い間、心血を注いできた事件の判決が先月、当方勝利で確定しました。
 依頼者の方(山田さん(仮称))は、長年トラックの運転手をしてきたのですが、荷物を積んでいる際に、トラックから落ちて尾てい骨を骨折しました。
 そのときから、足にしびれが生じ、まともに歩けなくなりました。
 数々の病院に行くも、しびれの原因がはっきりとせず、全く治らない状態が続きました。
 その後、大阪の大病院に行ったところ、血管障害を疑われ、血管障害の治療で有名な教授を紹介されました。しかし、同教授からは、先天的な血管障害を疑われ、取り扱ってもらえない状態となりました。
 しかし、どう考えても、依頼者の方の足の痺れはトラックからの転落が原因としか考えられません。
 そこで、私は専門書を読み込み、医学論文を検索して北海道の血管障害の専門医に診てもらうことを山田さんに提案しました。
 そうしたところ、しびれに苦しむ山田さんは、すぐにその医師に診察予約をして、北海道に飛び立ちました。
つづく